皆様ごきげんようカメです。(@katinapinnti)
一週間前でしょうか、個人的に苦手の塊である課題『豊田大田エリアの俊トラe』でマントル落ちしました。
マントル落ちというと果敢に挑んで落ちたように感じますが、実際はマントル体制までいって怖気づき自主的に降りてきたという情けない形でした。
めでたく?苦手課題からトラウマ課題に昇格ですね。
何故できなかったのか考えると今思えば単にマントルが下手なだけではないのかなと思います。
完全に気持ちで負けていたという事でしょう。
スラブ・垂壁、カチ多め、ハイボル、ハイボルのマントル、足が顕著ではない。
言い訳に聞こえるかもしれませんが自己分析するとこういった課題に自分は苦手意識を持っています。それにしても苦手多い、というか外岩向いてない。
取り合えずですが1つ1つ考えていきましょう。
スラブ・垂壁が苦手
スラブ・垂壁には苦手意識がありジムでさえあまり触っていません。
勿論のこと、練習していないことが勝手に巧くなることなどなく今に至ります。
ただ前と違い保持力が上がっているのか悪いホールドでも持てれば、耐える事ができますしハイステップも腕の力で引き上げることにより解決できる場合も増えてきました。
要するに力押しですね。そのおかげで前よりは苦手意識が薄れましたし、外で垂壁の課題なら積極的に触るようになってはいます。
よい傾向だと自分では感じています。
カチ多め
外岩でカチは嫌いと言っていたら何も登れませんね。
カチについても同様で、前よりは数段マシにはなっているといった印象。
正直弱くはないが強くもないといったのが現状でしょうか。
ただこれは指が強くなっているというよりは体重が減って指への負担が少なくなっている為に耐えれているのだと思います。
指のトレーニングもしなければいけないのでしょうが、シーズンインしてしまうと良くも悪くもジムでの温存癖がでてしまいます。
指はいきなり強くなることはないのでトレーニングを継続していかなければいけないのですがここはダメなところですね。
ハイボル
俊トラがハイボルなのかハイボルでないのかについては認識が分かれると思います。
僕はハイボルだと感じた瞬間、それはその人にとってのハイボルという認識でいます。
俊トラは高さ5メートルくらいの課題です。下からだと高さ4メートルくらいに見えますがリップに緩いスラブが現れてトップアウトすると5メートルはあるのではないでしょうか。
またこのリップ後の緩いというのがすごく苦手なのです。
これがマントルあるのとないのではマントルの難易度が天と地ほど変わってきます。
ただでさえマントルがあまり得意ではない中、ハイボルの恐怖心がプラスされることにより心が折れてしまう。
改善/対策
自分としては今までメンタルコントロールというのは、オブザベーションの要素が強いと思っていました。
要するに工程さえ覚えていれば次の行動で心が揺れることがないと感じていたのです。
そりゃ何回も同じ動きを練習できればそれに越したことはないのですが、現実的に考えて外岩のマントルだけバラすことなど不可能ですからね。
今回の俊トラではWEBザべはしっかりしていてリップを叩いてからの動きに間違えはなかったように思えます。
それでもスラブ面の薄い粒に触れた瞬間、これで身体を引き上げるのは無理だという感情が脳裏を過ぎってしまいました。
1回そう思ってしまうと力も入らない、足は小鹿の様に震えるといった形でもう勝負あり。
追い込まれたときに1番必要なのは自信なのだと強く思いましたね。
頭では分かっていたはずの【知っているのとできるは全く別物】ということが今回で身に沁みました。
ペッシの言葉を借りるならば「言葉でなく心で理解できた」という事です。
「わかったよ プロシュート兄ィ!! 兄貴の覚悟が! 『言葉』でなく『心』で理解できた!」ペッシ pic.twitter.com/6t1Akpojp4
— ジョジョの名言【画像】bot (@jojo87544480) December 19, 2019
自信は経験から得るものです。ただ前述したように俊トラのマントルだけを練習するのは不可能。
ではどうすればいいのか。
疑似体験をするのが1番ですね。
簡単なハイボル課題を数多くこなし高さに慣れる。
低い岩でマントルが悪い課題を触る。
そうしてどちらにも耐性が付いてこれば、俊トラを落とせるという自信が湧いてくるはずです。自信があれば力が入らないという事もないでしょう。
俊トラで考えるのではなく、その中での課題を抜き出し1つ1つ解決していく。
最後はそれらの応用ですね。がんばります。
俊トラでの屈辱は俊トラをトップアウトしないことには拭えないわけですが、それにしても気が乗らない。では
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