こんにちはカチピンです。
最近はもっぱらブログ更新が滞ってしまっています。
ということで今回はやる気についてのお話です。
やる気とは存在しないものである
そもそもやる気なんてものは元から存在していないみたいですね。
『やる気』という言葉は、『やる気』のない人間によって創られた虚構。
これは東京大学薬学部教授池谷裕二さんの言葉です。
なんとなくわかる気がしますが、ちょっと斜に構え過ぎではないのかと感じますが、今までの自分を振り返ると確かにその通りな気がしてきます。
例えばこのブログですが未だに1日1本のジュース代くらいは稼いでくれます。
とても親孝行な子です。
何日かに1度はジュース3本分くらい頑張ってくれることもあります。
そんな時は小さな幸せを感じるもので、「仕事が終わったら今日はブログ頑張るか!!」というやる気のようなものがふつふつと湧いてきます。
しかしいざ仕事が終わり、晩御飯を済ますと昼間ふつふつと湧いていたやる気ようなものが嘘のように枯渇しているのに気が付きます。
どうしてもそのやる気がでない。
記事を書くのも、調べるのもめんどくさい。
そしてうだうだと1日が終わり、何もしなかった自分に嫌悪感を抱くわけです。
これはまさしく諸刃の剣。
僕の感じたものはやる気ではなく自分の利にたいして気分が良くなっていただけなのです。
ただ少し前までブログを継続できていたのは事実であり。
結果には当然傾向がありそこから分析すると行動できていたというのが答えとなります。
毎日のようにパソコンに触れて、気分が乗ればそのままブログを書き続ける。
当然乗らない日もあるのですが、そういう時はすぐ辞めていました。
ただそんな日は稀であり、結局はどれだけ行動を起こす前にめんどくさいなと感じていても1行だけ書くかと行動を起こすことにより徐々に手が動き気分も乗っていったように感じます。
班長の名言を思い出しますね。
人間って「明日の自分はこれくらいの作業終わらせられてる!できてると思う!」っていう、過信的な考え持っちゃう傾向あるよね。
「今日もできなかった」「今日もできなかった」っていう日々が続いて、ふとカイジの大槻班長の「今日をがんばり始めた者のみ明日が来るんだよ」の名言が胸に刺さるこの頃 pic.twitter.com/IxWpSPBZBK— きつねこ・はてなブログ (@f050505sankout1) April 9, 2020
自身の趣味であるボルダリングでも考えてみましょう。
ボルダリングについては定着という言葉がしっくりきます。
初めは友達とクライミングジムに行き、だんだんジムには一人で行くようになりました。
岩も同じ理由で、周りの経験者に連れってっていただき気づけば一人でも行くようになりました。
これについては初めから自身に楽しいという利があったのと趣味だからいつでも辞めれるというのが大きかったのかもしれませんね。
強制力がなくいつでも辞めればいいやという気軽さが逆にいい方向に作用し今まで続けてこれたのだと思います。
今となってはライフスタイルの1部なので簡単には辞めれませんけどね。
行動できない理由ももちろんある
生物のもつ重要な性質の1つに恒常性(こうじょうせい)というものがあります。
ホメオスタシスとも呼ばれますね。
いわゆる生体が変化を拒み、一定の状態を維持しようとする働きのことです。
例えば
◎暑ければ汗をかき体温を下げようとする。寒ければ体が震え体温を上げようとする。そうして体温を36℃程度に保つこと。
◎食事により血糖値が上がってもそれを下げるホルモンがでること。
◎怪我や病気になっても軽いものなら自然に治癒すること。
こういった外部の環境に関わらず、一定の状態を保とうとする機能が恒常性といわれます。
この恒常性ですが生きる上で必須なシステムであることは間違いありません。
しかし厄介なのが心にも恒常性が作用する事なのです。
心理学における恒常性(ホメオスタシス)とは今の状態(ライフスタイル)や環境を維持しようという心理です。
つまり従来の習慣を維持しようとすることにより新しく何かを始めようとするときの足かせになってしまうのです。
行動できない続かない理由も勿論存在するという事です。
なので行動できない、続かない自分をそんなに責めることはありません。
ではどうすればいいのか。
こればかりは定着させるしか方法はないのです。
その行動を定着させることにより、『やらないとなんだか気持ち悪いな』と思うようになれば勝ちです。
要するにいい方向へ恒常性を作用させようという事ですね。
僕自身子供の頃は歯磨きが嫌で嫌でしょうがなかった覚えがあります。
歯磨き粉の味がどうも受け入れることができませんでした。
当然歯磨きをせずに暮らしていくことを親が許すはずもなく強制的にやらされていましたが今となっては朝、晩歯磨きをしなければ気持ち悪くてしょうがない真人間になりました。
おかげさまで今まで1度も虫歯になったことはありません。
それが勉強とか運動になるといきなりハードルが高く感じ、やる気という存在しないものを言い訳に使用するのです。
でも基本は歯磨きと一緒。
習慣とはそういうものなんですよ。
行動するためにどうしたらいいのか。
僕の経験上、行動するために行動を制限する。
これが1番成果があるように感じられます。
一般的に多くの選択肢があるというのは良い事であると考えられがちですが、選択肢が沢山あると人間は選べなくなるものです。
いわゆる選択のパラドックス。
「人生は選択肢の連続である」劇作家ウィリアム・シェイクスピアの作品の1つである『ハムレット』での名言であり僕自身感銘を受けた言葉です。
しかし実際一つ一つの行動を選択するってかなり大変でストレスが溜まります。
この言葉に対する本質的な解釈は人により違うと思いますが、僕は大概の選択はあらかじめ答えを決めておくことが可能なのではと感じています。
例えば毎日着る服のローテーションをあらかじめ決めていれば、迷うことはなくなりますね。
僕はテレビをボーと眺める時間が自分にとって重要でないと思ったので切り捨てました。
やらないとあらかじめ決めておけば選択することすらしなくていいのです。
逆にやると決めておけば行動自体はできます。
冒頭でもいいましたが、着手してからどうしても気分が乗らない日もあるでしょうが大概はなんだかんだ乗ってくるものです。
そうしているうちに、歯磨きの様になんだかこれをしないと気持ち悪いなと感じるようになり習慣化されていきます。
行動の制限とはエッセンシャル思考と似ています。
詳しくはこちらを↓
こちらの本は僕が読んで為になった本の中でも上位にランキングされています。
基本漫画のほうが好きですが、こちらは読んで損がないとはっきりと言えます。
こんな偉そうなことを書いて意識高い系ぶってるけどお前もブログ続いてないじゃんと思っているそこのあなた。
正解です。
僕自身たいそうな人間でもないし、くだらない事ばかりに時間を費やしています。
くだらない事をどんだけ楽しめるかが人生を充実させるキーポイントだと未だに思っています。
話が逸れましたがつまりまたブログ頑張りますねってことです。
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