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ボルダリングにおける再現性を考える

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どんなスポーツでも再現性というのはとても重要なことです。いや、スポーツに限らず仕事でもそうでしょう。日常生活の中でもです。

僕自身ボルダリングにおける再現性というものが欠落していると感じます。1度できたことができなくなる、取れたホールドが取れなくなる、落とした課題のリピートができないということが多々あります。

今一度ボルダリングの再現性について考えたいと思います。

再現性とは

1度できたムーブを繰り返し安定して起こすことができる人。何回やってもムーブが変わらず身体をどう動かせばいいのか理解している人は再現力が高いクライマーだと感じます。

逆に1度できたことができない、何故できたのか?を考えず1度の偶然にすがり何度も無駄うちをする。そしていつの間にかよれ散らかし敗退。これは再現力の低いクライマーですね。100%僕のことです。

1つの課題に核心がA,Bの2ヵ所あるとします。再現力が高ければ、Aを5回目で取れたとしたら6回目以降はBに集中できます。逆に再現力が低ければ5回目でBまで進んだとしてもまた次にBのヵ所に行くために何回も成功率の低いAパートをやらなければならないのです。ばらし(パート練習)という手もありますが当然再現力が高いほうが有利ですよね。

尾川とも子さんに学ぶ

つまり、出来ないパートを練習して出来るようになったとして、

また、始めから繋げるのは確かにしんどいです。

でも、上達に大切なことは、

その出来なかったパートが、なぜ出来るようになって、なぜ今まで出来なかったのか?

この分析が非常に大切で、

疲れ以外の原因を排除すれば、何度でもそこはこなせられるようになることか上達への一歩となるわけです。

つまり、「再現性」がないとトレーニングとは言い難い。

ボルダリング上達で大切なことは

「再現性」と言えます。

尾川とも子オフィシャルブログ/上達に大切なのは再現性より

尾川とも子さんのブログはとても分かりやすくいつも参考にさせていただきます。

上記引用で書かれているよう分析、理解していないことを繰り返すのはトレーニングではないと。耳の痛い話ではあるがごもっとも、ぐうの音も出ない正論です。

なるほど分析・理解が再現性に繋がるのですね。

よく、間違った努力は努力とは言わないという言葉を聞きますが。がむしゃらに登れば上達するというのは初めのうちだけです。保持力を鍛えたとしても自分以上のクライマーなんて沢山いるわけで、それは指の強さや体幹でも同じです。

1線越えた強い人は現状のスペックでこういう動きをすればどうなるか。重心の調整、正対気味か側対気味なのか、イメージと自分の身体の動きをすり合わせながら登っているのでしょう。すり合わせが完了したときは同じ動きが何回も再現できるようになるのだと思います。

要するに考える奴は強い

再現性を高めるには

正しい、間違いを理解する

当然なのですが正しい方向へ努力するには正しいと間違いが明確に分かっていないといけないです。そのためには自分の動きを確認することが大切になります。

前に強いクライマーさんに教えていただいた方法は、自分のできないところを動画に撮り、登り方に少しずつ変化を加える。

例えば先ほどよりすこし右に重心を傾ける、持ち方を変えてみるなど。

そしてできたとき、できなかったときの動画を見比べる。何が違ったのか考える。あとは成功した方法の精度を上げていく。

記事を書いていて何も意識してこなかった自分に呆れます(笑)悔やんでも時間は戻ってこない全てがこれからの伸びしろです。←ポジティブ

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何度も言いますが再現性=理解なのです。

習慣化させる

上記に書いたように、再現性を高める方法自体は僕は知っていました。でも今の今まで意識してトレーニングすることができなかったのです。

筋トレでもそうですが1回なら誰だって頑張ることができます。それを続けることがとても難しいのです。

考えることだってトレーニングです。何も考えず登るほうが楽ですし、分析するのはめんどくさい。

考えるトレーニングを意識し、そのトレーニングを継続させることにより習慣化させる。

習慣というのは最初は意識しなければできないことを意識しなくてもできるようになることですから。

最後に

再現性について自分なりの考えを書かせていただきました。

どなたが言ってたのか忘れてしまいましたが

外岩で

岩を登り始めたらなにも考えない、登る前はずっと考えている

という言葉を聞いて(すみませんうろ覚えです。)今やっとその言葉の本質が

「言葉」ではなく「心」で理解できました。←ペッシ

自分はムーブを人に説明するのが前からすごく苦手でした。どのようにやっているのか自分でも理解できていないため言語化することができなかったのだと思います。

自分に足りないことなど山ほどありますが、こうやってアウトプットすることにより、これからどうしていくのかが少し明確になった気がします。

そしてこの記事が誰かの役に立つのならそれもとても嬉しいことです。

では

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