こんにちはカチピンです。
最近強く感じるのがピンチ力の向上がインドアクライミングの登りにも大きく関わるということです。
クライミング、主にボルダリングに対してやらなければならないことは山ほどあります。
今回はインドアクライミングでのグレードアップに少しでも近づくためピンチ力について考えてみたいと思います。
そもそもピンチ持ちって何?
ピンチとは指先ではさむ、つまむ、つねるという意味があります。
ピンチ力はつまむ力。簡単に言ってしまえば握力の1つに分類されます。
自分の中でピンチというと思いっきり手のひらの圧でホールドをはさむというイメージが強かったのです。
なので画像のようなホールドを掴むときの持ち方がピンチ持ちというのだと勝手に解釈していました。
ピンチにも持ち方が2種類あり
手のひらの圧で持つ:U型ピンチ
指で挟んで持つ派:C型ピンチがあります。
どちらかといえば今回はつまむを意識したC型ピンチを掘り下げていきます。
握力の種類
まず握力の種類から。
握力の種類には4つあり
- クラッシュ力(ものを握りつぶす力)
- ピンチ力(ものをつまむ力)
- ホールド力(握ったものを保持する力)
- ものを開く力
①は一般的に握力と言われているもので、高校生までの体力テストで計測しているのがクラッシュ力です。
握力計を使って図る事ができます。
ただクライミングにおいてはモノをしっかりと握りこめる状態は稀なのでクラッシュ力が強くてもクライミングにおいてはあまり優位性を得ることはできません。
②は今回の記事で取りつまむ力です上げている
➂はクライミングでいう保持力になります。つまむ・握るのではなく指の力だけでモノを掴み、離さないようにする力です。ボルダリングにかなり直結していて、保持力が強ければボルダリングも強い人が多いですね。ガバ持ちやカチ持ちの際に使われる握力です。
④こちらもクライミングとの関係は薄いので省略します。
ピンチ力が発揮されるのはインドア限定なの?
もちろんアウトドア(外岩)でも、ピンチ持ちをするシーンはあります。
しかし岩の形状は凹凸しているためアウトドアではピンチはエッジほど一般的なホールドではありません。
ただインドア(ジム)においてピンチ力向上から得られるメリットは計り知れないものがあります。
何故ならジムのホールドは全て壁から出っ張っているからです。
出っ張っているということはピンチホールドだけでなくカチでもスローパーでも種類によってはつまむ事が出来ます。
半分以上のホールドが親指と他の指とで挟むように持てるはずです。
ただ単にオープンハンドまたはクリンプやハーフクリンプをするよりも親指で挟むことによって、しっかりとホールドを保持する事ができ安定したムーブを起せるはずです。
一つの課題に対し安定したムーブが増えるほどに完登に近づいていくのです。
クリンプの多用はケガのリスクも上がります。選択肢を増やすという意味でもピンチ力向上はボルダリングにおいて重要なことです。
ピンチ持ち&クリンプ持ちそしてオープンハンドを上手く使い分けもうワンステップ上の登りをしていきましょう。
鍛え方
ピンチについて確実にいえることがあります。
それは手の大きさにより持ち感が変わるという事です。
特に大きなサイズのピンチホールドは親指を適切な位置に置けない場合持てないや掛りが甘いと感じてしまうかもしれません。
手が小さければ小さいピンチは快適だが大きなピンチは時間をかけて親指をストレッチしリーチを伸ばしていかなければいけません。
《ブロックウエイト》
ブロックウエイトの使い方に関してはこちらの記事を参考にしてください。
《IMタグ》
こちらは指を限定して握力を強化するミニグリッパー 。ハンドグリッパーと違い指をピンポイントで鍛える事ができます。
強度は7種類あり。
《フィンガーグリップ》
こちらは定番ですね。人差し指から小指までそれぞれの部分に合わせて持つ事ができます。
《パワーボール》
リストボールやスナップボールともいわれ、指・握力・手首・前腕を鍛え能力を高めるトレーニングツールです。
カウンター機能付きや静音モデルなども発売されています。
ダンベルとは違い軽量で扱いやすく場所を選ばずトレーニングする事ができるのもパワーボールの魅力のひとつ。
ピンチ力についてのまとめ
ジムのグレードが上がらないと思っている方はピンチ力強化を意識してみてはいかがでしょうか。
ピンチ力向上のメリットがインドアクライミングにおいてここまで大きいものであるとは、今回調べてみて僕も初めて知ったことが多かったです。
クライミングは奥が深いですね。それ故長く付き合っていける趣味とも言えます。
毎回思いますが、趣味でやっている稚拙なブログですが、稚拙ながらインプットした情報をブログという媒体でアウトプットすることにより脳への刷り込みが段違いに良くなっているように感じます。
何が言いたいかというと今回得た情報により僕自身ピンチ力アップが見込まれるのではないかということです。
では
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[…] クライミングにとってのピンチ力の大切さ […]
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