カチピンです。
ボルダリングとダイエットの相性はかなりいい方だと思っています。
実際僕もボルダリングをやり始めて体重が落ちましたし、何と言っても意識が変わりました。
●どういった食べ物が痩せるのか?太るのか?
●いつまでも健康的にボルダリングをやるなら何を食べればいいのか?
そういうことを考えるようになったのは、体重が減ることにより少なからず登りにパフォーマンスの向上がみられることを実感したからです。
長くボルダリングをやっている方なら誰しもが停滞している、伸びが頭打ちになったと感じることがあると思います。
1番手っ取り早く効果を実感できるのが減量ですね。
そうですね。無理な食事制限は健康にも悪いです。
今回は体にいい食品+ダイエット効果のある食品を6種紹介します。
健康意識の高い方、ダイエットを考えている方にも参考になると思います。
体にいい食べ物
昔は動物性脂肪から作られているバターは体に悪い、植物性から作られているマーガリンは体にいいと言われていましたが現在の認識は180度違います。
今現在のマーガリンの評価は摂り過ぎると体に悪いです。
何故なら「トランス脂肪酸が豊富に含まれている」「リノール酸が豊富に含まれている」この2点があるからです。
とくに脂質についてはたびたび評価が180度変わるという事があります。
①オリーブオイル
こちらも脂質に分類されるのですが、オリーブオイルについてはほぼ100%いいものと考えていいでしょう。
パンやパスタなどの糖質にオリーブオイルを加えることのより血糖値の上昇が抑えられることも分かっています。
オリーブオイルに多く含まれるオレイン酸は、血中の悪玉コレステロールを減少させ中性脂肪の蓄積を抑える働きがあるため太りにくい体づくりに貢献してくれます。
そのままスプーン1杯飲んでもOKですし、さまざまな料理の調味料としてオリーブオイルを積極的に使ってください。
『エキストラバージンオイル』
がお勧めです
理由は鮮度が高く酸度が低いからです。
しかし現状日本で流通しているエキストラバージンオイルは、日本基準では“偽物”と呼ばれるものが多く出回っています。
世界と日本ではエキストラバージンオイルの基準が異なるため国際的には認められていないものが日本ではエキストラバージンオイルとして販売されるのです。
世界の多くの国ではICOの基準に従いオリーブオイルを販売していますが、日本ではJAS(日本農林規格)の基準に合わせた区分になっているのです。
JAS(日本農林規格)基準=酸度2.0%
※酸度が低いほど鮮度が良いことを示します。
②ナッツ
クルミ、アーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ・・・。
ナッツ類にはビタミン、ミネラル、食物繊維、不緩和脂肪酸などの体にいい成分がつまっています。
不緩和脂肪酸はダイエットに不可欠な栄養素と言われています。
その効果としては脂肪燃焼の促進や脂肪をつきにくくする効果が認められています。
小腹が空いたときにナッツを持ち歩くといいでしょう。
今の時代コンビニでもナッツ類の取り扱いは多く購入に困ることはありません。
しかしここで注意してほしいことがあります。
➂ワイン
ビールや日本酒などの糖質の多いものを大量に摂った場合を除いたら、そもそもアルコール自体が体にはいいのですよ。
ポリフェノールをたっぷり含んだ赤ワインは、強い抗酸化作用を持っていますし、白ワインはミネラル成分の影響で痩せる効果があることが分かっています。
日本人は体質的にアルコールに弱い人が多いので「お酒は健康的によくない」という思い込みがあるように思います。
僕も同じくお酒が弱いのでそう思う気持ちも分かります。
しかしアルコール自体はメリットが多く、特にワインに関してはアメリカの栄養学学会誌「The American Journal of Clinical Nutrition」に掲載されてた論文や他にも信頼できる機関の研究で体にいいものであることが証明されています。
飲める体質の人やお酒が好きな人は積極的にワインを楽しみましょう。
④チョコレート
チョコレートの原料であるカカオはポリフェノールの塊で非常に強い抗酸化作用を持っています。
ただしチョコレートならば何でもいいという訳ではありません。
日本のお菓子売り場で売られているものの多くはカカオの割合が少なく、ほとんどが糖質と脂質の塊です。
そういったものをバクバク食べてしまうと肥満の元となります。
一方いまは「カカオ〇%」とカカオ含有量を明記した商品が増えていますね。
そういった商品を積極的に購入していきましょう。
カカオの含有量が多くなると苦みがきいた大人の味となります。
ワインのおつまみとしても楽しめますよ
⑤大豆
健康を考える上で大豆は完璧な食品です。
私たちが生きていく上でたんぱく質は必須です。
それが動物性のものでなくてもいいのです。
大豆(国産大豆)には、100g中に33.8gものたんぱく質を含んでいます。
アミノ酸スコアは満点の100です。
※アミノ酸スコアは100に近ければ近いほど良質なたんぱく質と言われています。
吸収率も95%以上で体内でほぼ完全に利用できるたんぱく質です。
そして吸収率はゆっくりなので腹持ちが良くダイエットには嬉しい食材なのです。
⑥チーズ
チーズと聞くと太りそうだし健康にそこまでよくないというイメージがありませんか?
実際乳製品は『体にいいのか?悪いのか?』という議論が繰り返しなされています。
日本人には、牛乳を飲むと下痢をしてしまう乳糖不耐症が多く、また大腸がんの原因になっているという話もあり、牛乳の扱いは難しいところです。
しかしチーズに関しては健康のために積極的に食べるべき食品と判断してもいいでしょう。
チーズは血糖値を上げることなく良質のたんぱく質が摂れます。
ただしこちらもチーズでしたら何でもいいという訳ではありません。
余り塩分の強くないものがお勧めです。
ちなみに、牛乳よりも山羊の乳の方が体にいいのではないかと言われています。
多少クセがありますが、こちらもワインとの相性が抜群ですね。
まとめ
6つの体によい食品を紹介しました。
考えてみると体にいい食品というのは太りにくい食品でもあるんですよね。
肥満はそれだけ健康に悪影響をあたえるという事です。
どれも今は身近に摂れるものばかりです。
ただ共通点として、〇〇でしたら何でもいい訳ではない。という食品が多いですのでそこは注意してもらいたいと思います。
目的が健康でもダイエットでもこの6種類の食品を上手に使っていただければ結果へも近づいていくはずです。
では。
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