カメです。(@katinapinnti)
SNSなどでは外岩動画をみる機会が多くなってきました。
今年も本格的な外岩シーズンに突入したようです。
思えば今年はコロナウイルスの影響もあり、不完全燃焼な1面もありました。
もちろん現状コロナが終息したわけでもなく、残念ながらまだまだ収束といえる状態でもないですね。
今がピークかもしれませんし、これからもっと酷くなるのかもしれません。
本当は自宅で楽しく過ごすのが理想的なのでしょう。
しかし生きていくということは楽しい事ばかりではありません。
仕事のストレスもあるでしょう。
こんなご時世ですから将来への不安もあるでしょう。
日々の疲れがたまっていませんか?
YouTubeなども確かに面白いのですが、個人的には家に籠りすぎると意外とストレスが溜まってしまうのです。
そうなるとアウトドアでのストレスの発散は必須という結論になりました。
密には気を付けつつもリフレッシュしていかなくてはなりません。
とはいえ外岩を登ることだけがアウトドアではありません。
今流行りのキャンプでも旅行でも自然に触れあったり、その土地の美味に出会えれば心身ともにリフレッシュできることでしょう。
癒されるという目的が1番であるのなら1つ知っておいて損のない情報があります。
精神的なつかれを癒したいのなら海。
肉体的な疲れを癒したいのなら山。
あなたの疲れ具合により2種類の選択肢があるのです。
では詳しく説明していきましょう。
精神的な疲れを癒す海の効果
ストレスが溜まっている、神経が高ぶっているという方におすすめなのは海です。
波の音は母親の胎内の音に似ているといわれています。
更に海水の成分や塩分濃度は羊水と似ているという説もあるんですよ。
羊水と海水はいづれも弱アルカリ性であり、塩濃度もほぼ同一と共通点が多いのです。
波の音を聴くことや、海水に触れることによるリラックス効果や安心感は僕らが本能的に胎内回帰したように感じるためなのかもしれませんね。
そして海の青さには精神安定などのセラピー効果もあるんですよ。
ボーと海を眺めているだけで高ぶった精神を正常に戻す事ができます。
波の音には他にもすごい効果があり、心をリラックスさせてくれるわけなのですがこれは超音波の一種である『1/fのゆらぎ』が存在するからなのです。
『1/fのゆらぎ』については後から詳しく説明していきます。
肉体的な疲れを癒す山の効果
体力が減退しているあなたは山へ。
木々の緑色は交感神経を刺激してくれます。
緑には眼精疲労にも効果があるといわれていますね。
森林浴は頭が安らぐ効果があり、視覚・嗅覚・味覚も活発になっていきます。
そして森にはフィトンチッドと呼ばれる森林の精気が充実しています。
植物や樹木は微生物・害虫などの攻撃により傷つけられたときに病気に感染しないよう、自ら殺菌作用のある物質を放出します。
そのある物質の総称がフィトンチッドです。
このフィトンチッドが人へは有益な作用をもたらしてくれるのです。
・リラクゼーション効果
・高血圧の抑制
・皮膚病・呼吸器系疾患の改善
・アレルギー性疾患の予防回復
フィトンチッドは細胞を活性化させてくれるのですね。
フィトンチッドは深い森の方が充実しているのですが、初めは高低差の少ない散策路でのハイキングから始めるのをおすすめします。
ハイキングでも森林浴はばっちりできますし体力もつきます。
もともとはサルから進化した僕らですから、森に帰って癒されない理由がないのです。
『1/fのゆらぎ』とは?
先ほど少し触れた『1/fのゆらぎ』について紹介していきます。
波の音や雨音、音自然界の音には心をリラックスさせてくれる効果があります。
自然の心地よさ、癒しには実は『1/fのゆらぎ』というメカニズムが深く関係しているのです。
1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)とは、パワー(スペクトル密度)が周波数 f に反比例するゆらぎのこと。ただし f は 0 より大きい、有限な範囲をとるものとする。
人間の生体は五感を通して外界から 1/f ゆらぎ を感知すると、生体リズムと共鳴し、自律神経が整えられ、 精神が安定し、 活力が湧くと考えられている
1/fのゆらぎ/Wikipediaより引用
前半は少し難しく書かれていますね。
『規則的』なものと『不規則』てきなものが調和した状態が『1/fのゆらぎ』と解釈していただければと思います。
例えば波の音は連続的ではあるものの間隔や大きさに規則性はありません。
波の音は規則的と不規則が調和している状態といえますね。
こういった規則的と不規則的の中間のゆらぎにより、生体は心地よい刺激を得るのです。
更に五感を通して下界からとあるように『1/fのゆらぎ』は聴覚からだけではなく五感すべてで感じる事ができるのです。
例えば蝋燭の火や焚火などのゆらゆらと不規則に揺れる姿は1/fです。
電車に乗っていると心地よく眠たくなるのも揺れが1/fだからです。
他にも
・虫の声・木目・小鳥のさえずり・木漏れ日・滝の音・心音 等々
面白いことにこの『1/fのゆらぎ』は一部の人間の歌声にも表れると主張されることがあります。
美空ひばりや宇多田ヒカル、最近では藤原聡(オフィシャル髭男dism)などは『1/fのゆらぎ』を持つアーティストであるといわれていますね。
今はYouTubeなどでもヒーリング音楽として波の音や、小鳥のさえずりなどを聴くことができます。
他にもクラッシック音楽はリラックス効果が高いといわれており、特にモーツァルトの曲は、脳に良い効果をもたらす音楽と言われていますね。
それは不規則なリズムと規則正しいリズムが調和されたものが多いことで『1/fのゆらぎ』が発生している為だと考えられています。
このように意外と身近な存在である『1/fのゆらぎ』。
これを利用しないのは勿体ないと思いませんか。
クライマーはお得かもしれない。
海、山、キャンプに焚火に音楽と。
人々から根強い人気がある場所、ものにはすべて意味があるのですね。
そう考えると僕の趣味はクライミングで、岩は山にもありますし海にもあります。
山ボル、海ボル、川ボルと選択肢があるのですがこれからは登りたい課題だけでなくどうリフレッシュしたいかによって行き先を決めるのもありなのかなと感じます。
少しだけ得をした気分になりますね。
もちろん車内のBGMは宇多田ヒカルで決まり。
では
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