こんにちは、カメです。
今やクライミングジムの定番ドリンクといっても過言ではないエナジードリンク。
有名どころでいうと
レッドブル
モンスター
ですね。
今回は、クライマー限定の話ではなくスポーツ・仕事でも当てはまるお話です。
エナジードリンクを飲むとパフォーマンスが上がるというイメージを何となしに持っている方は多いのでは?
結論から伝えましょう。飲んでも飲まなくてもパフォーマンスは変わりません。パフォーマンスが全く変わらないというと語弊があるかもしれません。
ただパフォーマンスが上がったとしても、せいぜいコーヒー1杯分の効果です。
それでは説明していきます。
エナジードリンクと栄養ドリンクの違い
まず俗にいうエナジードリンクは「清涼飲料水」に分類されています。分類としてはコーラやカルピス、オレンジジュースと同じなのです
栄養ドリンクで一般的に広く認知されているものはリポビタンD、チオビタドリンク、アリナミンVなどですね。こちらは「医薬品」。
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日本における形態[編集]
この飲料は、ビタミン類、アミノ酸、滋養強壮に効果のあるとされる生薬・漢方薬由来成分のエキスなど、疲労回復や健康維持に効果が期待できると標榜される成分を含み、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に基づいて含有成分と含有量によって以下のように分けられる。
- 医薬品 : OTC医薬品であり、医療用医薬品ではないため購入に医師の処方箋は必要ない
- 医薬部外品
- 清涼飲料水 : 食品衛生法に基づいて運用される食品の一種であり、効能や効果、用法、用量を表示出来ない(特定保健用食品として認可されたものは除く)
。 詳細は「薬事法と食品表示・食品広告」を参照
販売当初はアンプルで流通していたが、各社製品共に徐々に薬臭さを除去し、容量を増やした。現在医薬品または医薬部外品として販売される商品は、おおよそ外見が茶色(少数は緑)のガラス瓶であり、栓がスクリューキャップ(英: Screw cap)である、という共通性が見られる。色付き瓶を用いているのは生薬成分の変質を防ぐという目的もあるが、「医薬品(アンプルなど)と同じ色の瓶を用いることで商品の効果をアピールする」という目的も含まれる。紙箱に収められた製品でも、中の容器にはやはり濃い色付きの瓶を採用しているものが多い。内容量は概ね20mLから100mL前後である。
類似商品[編集]
一方清涼飲料水として売られているものは炭酸飲料であり栄養ドリンクではない。瓶入り、缶入り、ペットボトル入りのものなど、多種多様なパッケージングが見られる。こちらは栄養補給のための栄養ドリンクとは違い、炭酸飲料のため内容量が200mL~500mLの製品で販売されている。
栄養ドリンクと混同される飲料としてエナジードリンクが日本でも人気であるが、栄養ドリンクは医薬部外品として製造販売され、エナジードリンクは清涼飲料水として製造販売されているため厳密には同じものではない。エナジードリンクには商品に「エナジードリンク」表記のあるものが分類される。
Wikipedia:栄養ドリンクより
残念なことに医薬品の栄養ドリンクですら、栄養失調時に陥っているなら一定の効果が見込まれる程度なのに、ただの清涼飲料水であるエナジードリンクにそこまでの劇的効果は見込めないのです。
アルギニンやカフェインは効果あるのでは?
大体のエナジードリンクはタウリンの代わりにアルギニンを代用しています。エナジードリンクの主な成分はこちらになります。
砂糖
カフェイン
アルギニン
ビタミンB群
この他にモンスターは高麗人参が入っていますね。

やはりアルギニンとカフェインが効果ありそうな気がしますよね。
アルギニン
アルギニン概要
もっとも塩基性の高いアミノ酸、速やかに分解されるため、特に必要量を合成できない子供では必須アミノ酸になっている。しかし成人の場合、必須アミノ酸に該当しない。
アルギニンの効果を確かめる研究はいくつも行われています。中でもアスリートを対象とした研究で『パフォーマンスの向上』や『成長ホルモン分泌促進』などでの影響は今のところ認められていません。
効果について信頼に足りるデータは乏しく、引き続き検討が必要というのがアルギニンの現状なのです。
カフェイン
スポーツをする上でのメリット
心臓に刺激を与え、機能をよくし、持久力UPが見込まれる。
集中力UP。
脂肪燃焼効果。
筋肉収縮効果があり、筋肉疲労に良いとされる。
確かにカフェインはすごく優秀でスポーツだけでなく日常生活の中でもたくさんのメリットがあります。
はじめにパフォーマンスが全く変わらないというのは語弊があるといったのは、少なくともカフェインに含まれる成分は上記のようなメリットを引き出してくれるからです。
ただエナジードリンクは意外とカフェインの含有量が少ないのです。
レッドブル=100gあたり30mg
モンスター=100gあたり36mg
コーヒー=100gあたり40~60mg
モノにもよりますがコーヒーよりカフェイン含有量が下回っているのです。
エナジードリンクの効果がほぼカフェインによるものだと考えるとコーヒーを飲んでいる方が砂糖などの無駄なカロリーを摂取しなくてもよくなりますね。特にコスト面でみると断然コーヒーのほうが安く済みます。
ただスポーツ前に砂糖を摂取するのは悪いことじゃありません。バテにくくなるというメリットもあります。
ただし缶コーヒーはおすすめできません。
理由はこの記事に細かく書いてあります。
コーヒーが苦手な人は?
僕もコーヒーが苦手な1人なのですが、カフェインの恩恵は受けたい。
そんな人におすすめなのがカフェイン錠剤です。
注:15歳以下は使用しないでください。
エスタロンモカはエスエス製薬が発売している第3類医薬品です。
主成分にカフェイン。含有量1錠=100mg
同時配合にビタミンB群。
コーヒーやエナジードリンクを飲まなくてもカフェインを摂取できるのと摂取量のコントロールがしやすいので重宝しています。
あとは余分な当分摂取を抑えられるのも魅力の一つですね。
どうしてもコンビニで売っている清涼飲料水やコーヒーには糖分が多すぎて急激に血糖値を上げてしまうというデメリットがあります。
そういったデメリットを避け、カフェインだけを摂取できるのがエスタロンモカの強みですね。
最後に
外国のエナジードリンクは危険だという話はよく聞きますが、実は日本製と外国製でそこまで入っている成分も含有量も違いはありません。(海外製のほうがカフェインが少し多い)
タウリンが配合されているかいないかが大きな違いですね。ただそこまで劇的な効果の違いが現れるほどでもないです。(1000mgほど)
エナジードリンクを飲みすぎて亡くなったというニュースは、規格外に飲みすぎなんです。何事もとりすぎは良くないということですね。
ここまで書いといてなんですが、僕はレッドブルの味は好きですし、時々飲みます。
ただコストを考えたときにそれに見合ったパフォーマンスを発揮するかといえばNOですね。
ただAmazonでのまとめ買いなら1本=160円とお得に購入できるのでそちらがおすすめです。では
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